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一人暮らしの物件を内見するときの誰も教えてくれない注意点

一人暮らしの賃貸物件は、新築でもない限りは誰かが住んだ後になります。なにかしらの汚れや傷、劣化などがあるものです。

 

それらを、内見で気づけばちゃんと対応してくれるかどうか質問できますし、家賃値引きのネタになります。

 

このページでは、内見したときに気をつけたい、以下の8つの注意点について解説していきたいと思います。

 

換気扇から風が吹き出しているときは、換気扇に埃が堆積している&通気口が閉塞している。

 

換気扇は通常部屋の空気を外に排出するものですが、築年数が古く換気扇や通気口を掃除していない物件では換気扇から風が逆流します。

 

私も初めは何故こんなことが起こるのかわかりませんでした。

 

三相200Vのファンとかですと、電気の相を入れ替えるとファンが逆回転するということはありますが、換気扇は単相100Vで相が入れ替わるということはありません。

 

後は換気扇の羽が逆につけられているのかと思いましたが、まさかそんなことはないだろうと不思議でなりませんでした。幸いにも引っ越して3日目くらいに気づいたので賃貸物件の仲介業者に連絡して対応してもらったところ、衝撃的すぎる換気扇の状態が発覚しました。

 

換気扇が正常に機能してくれないと風呂場は乾きにくくなるし、部屋の換気も悪くなります。寒冷地ですと結露がより促進されますので良いことはありません。

 

外壁と接する部分はカビや結露をチェック

 

一人暮らしの角部屋は人気物件ですが、角部屋であるということは外壁と接する部分が多いということでもあります。寒冷地など特に部屋との温度差で結露しカビが発生しやすくなります。

 

外壁と接している部分の壁に、タンスや食器棚など重くて普段掃除できないようなものを置くしかないような間取りですとカビの発生確率は高くなり、せっかくの家具がダメになってしまう可能性が高くなります。

 

私が住んだことのある部屋では備え付けのクローゼットが外壁と接していた為、冬にコートを取りだそうとしたらコートがぬれていて、しかもクローゼットの板が大きく湾曲して外壁が見えていました。

 

大家さんに連絡して見てもらったのですが、結局直してもらえず、退去までそのクローゼットは使えなくなってしまったという経験があります。

 

ドア、窓を開け閉めしてみる。ドアとドア枠に隙間がないかチェック

 

ドア、窓、クローゼットの扉などがスムーズに動くかどうか全て確認しましょう。古い物件ですとサッシが古くなっていたり、横引きの扉などスムーズに動かないことがあります。

 

古くなくてもそもそも、出来が悪いと動きが悪くなるものです。

 

また玄関のドアとドア枠に隙間がないかチェックすることも必要です。私が住んだことのあるアパートでは、玄関ドアを閉めても玄関ドアか枠が歪んでいて、隙間から外の光が差し込んでいる状態だったところがあります。

 

通常ドア枠にはゴムパッキンは貼ってあり、ドアを閉めるときのショックアブソーバー的な役割を果たすとともに、多少の歪みは吸収して密閉性を保つようになっています。

 

しかしその玄関は、ドア枠にゴムパッキンが貼ってあっても吸収しきれないほどの歪みがあったのです。冬は暖房をかけますが、密閉性が悪いですから部屋の暖まりは悪いので光熱費がかさみましたし、夏には虫が入り込むという結果になりました。大きいメスのカマキリを玄関でみたときにはさすがにびっくりしました。

 

寒冷地限定になりますが、2重サッシになっているかどうかもポイントです。2重サッシは部屋の暖房効果を高め、結露を抑えます。

 

ブレーカーの容量は適性か

 

1人暮らしでのブレーカー容量はだいたい30Aくらいです。容量が大きいと40Aのブレーカーが取りつけられたりしていますが、電気の基本料金が高くなるので、自分の使用する電気量はどのくらいなのか見極めておきましょう。

 

電力会社に連絡すればブレーカー交換は無料でやってくれます。

 

容量ダウンは簡単ですが、容量アップはそう簡単にいかない可能性があります。仮に20Aのブレーカーがついていたとして、30Aに容量アップしたいと思ったとしても電気配線が細かったりすると30Aに容量アップできないとなるかもしれないからです。

 

そして20AとはIHコンロを使用すると容量ギリギリ、エアコンやドライヤーを同時に使えば簡単にブレーカーは落ちてしまうでしょう。ですから電気をたくさん使うと思われる方は、ブレーカー容量が小さい部屋に住まないように事前に確認しましょう。

 

備え付けの設備は何か

 

レオパレスをはじめとして家具・家電が備え付けられている一人暮らしの賃貸物件は結構あります。実家から初めて1人暮らしするときに家具・家電を一通り揃えようと思うととてもお金がかかります。

 

エアコンや冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ガスコンロ、照明。このあたりが揃っているだけで初期投資額は20万以上違ってきますので、同じ家賃でしたら備え付けの設備が多い所を選ぶ方がお得です。

 

エアコンや照明、ガスコンロで要注意なのが、その設備が設備項目に入っているのか残置物なのかどうかです。

 

前の住人がいらないからと置いていったものは設備項目に入っていません。そうなると壊れたからといって修理はしてくれませんので、設備項目には何がはいているのか良く確認する必要があります。

 

お風呂の湯船と壁の隙間はシリコンコーキングで埋められているか

 

意外に多いのがお風呂の壁と湯船の隙間がシリコンコーキングで埋められていないことです。

 

私が住んだアパート4つのうち2件は隙間の穴埋めはされていませんでした。湯船と壁の隙間なんて掃除したくたってできません。換気扇を常に回していても乾燥しにくいところですから、カビの発生は容易になります。

 

カビの発生を気にしない人ならともかく、気にする人はとてもじゃないけど長くは住みたくないな〜と思ってしまうはず。せっかく決めた部屋がそんなことにならないようにしたいものです。

 

家具家電は玄関や窓などから持ち込めるか

 

1人暮らしをする人が大きい家具や家電を持つことはあまりありませんが、それでも何らかのこだわりで持つことはあると思います。

 

料理が趣味な人が大きい冷蔵庫を持ったり、快適な眠りにこだわる人がダブルベッドを持ったりなどは十分考えられます。ベッドはまだ分解すれば持ち運べますが、冷蔵庫はかなり厄介です。

 

500L超えの冷蔵庫になると、一人暮らしの物件の玄関のつくりによっては入れることができなくなります。窓から入れることができれば良いですが、それもできないような部屋ですと、冷蔵庫を急遽リサイクルショップに売らなければいけないハメになるかもしれません。

 

内見では、メジャーなどを持って玄関などの寸法を測定するようにしましょう。

 

トイレは破損していないか、床は腐っていないか

 

これも私の経験ですが、トイレの床が黒ずんでいるところがあり、何か水が染み込んでいるような物件に住んだことがあります。

 

トイレを調べてみると、トイレの水タンクのところが割れていて、その水が漏れたことで水が染み込んでいたことが判明しました。これも住んで1週間くらいだったので仲介業者に即連絡してトイレ交換、床補修をしてもらいました。

 

他にも、便座の受けの部品が無くなっていて、安定が悪いなどトイレも注意して見ておかないといけないところです。

 

同じような理由で、洗濯機置場の床も注意が必要です。洗濯機を置く受け皿があるところ大丈夫だと思われますが、そういうものがないところは床がカビていないか、腐食していないかよく見てください。

 

もし腐食などしているようなら、排水口の詰まりで洗濯機の排水が溢れる可能性があります。これは洗濯機を置かなければ実証は不可能ですが、もし溢れるようなら即座に苦情を言えるように事前に気をつけておきましょう。

 

まとめ

一人暮らしの古い物件には、概ねなんらかの問題はありますが、部屋を見せて貰うときはクリーニングされたあとなので、たいていの部屋は良く見えます。

 

特に初めて1人暮らしする人は、細かくチェックする余裕はないかもしれません。後からこんなはずじゃなかったと後悔しないためにも、できれば複数の目でしっかりチェックをするように心がけてください。

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