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一人暮らしの物件に入居中に起こるトラブルとその解決方法

 

 

一人暮らしの物件に入居していると、本当にいろんなトラブルが起こります。

 

このページでは、一人暮らしの物件で良くあるトラブルとその解決方法を詳しく解説していきます!


入居前の不具合が直っていない

 

内見したときに直して欲しいと伝えたことが直っていないことがあるとがっかりしますし、その不具合が自分のせいにされたらと思うと怖いです。

 

直っていない部分についてはすぐに不動産管理会社に連絡をいれて直してもらうようにしましょう。直るまでは何度でも連絡を入れるべきですし、いくら言っても直してくれないようなところはさっさと引っ越した方が賢明です。

 

民法606条において、大家さんや管理会社は入居人対して修繕する義務を負っていることが記載されています。これは賃借人が生活するのに重大な支障があるときは、修繕をしなければならないという義務です。

 

もし生活に支障があるのに修理義務を履行しない場合は、家賃の支払いを拒否するなどの対抗措置が取れます。

 

ただ、できれば雨漏りなど生活に重大な支障がある一人暮らしの物件は、最初から借りないことをおすすめします。トラブルがあること自体日常生活におけるストレスになりますから、それはできるだけ避けるようにしたいですね。

 

経年劣化の故障は怖がらず堂々と深刻しましょう

古い物件であるほど、いろんなところが故障します。経年劣化による部分は大家さんが負担することですから、堂々と大家さんか不動産管理会社に申告して修理してもらうようにしましょう。

 

私も入居3日目にして給湯設備が壊れたり、トイレの水タンクに亀裂が入っていて水漏れしたりなど、いくつか経験したことがありますが、どれも大家さん負担で修理してもらいました。

 

鍵を紛失してしまったら・・

 

一人暮らしで鍵をなくしてしまうとかなり困ったことになります。家族がいれば家の中に入ることができますが、一人ですとそれもできません。

 

賃貸住宅で鍵をなくしても勝手に鍵を交換することはできません。まずは大家さんか不動産管理会社に連絡しましょう。大家さんが予備の鍵をもっていれば、その場はなんとかなりますが、防犯上の問題から最近では管理者が鍵をもたないケースも増えています。

 

そうなりますと、管理会社指定業者にシリンダー交換をしてもらう必要があります。費用は当然ながら入居者の負担になります。いざというときのために不動産管理会社の連絡先は控えておきましょう。

 

凍結による水道管破裂

 

寒冷地に住んでいますと、冬に怖いのは水道管の凍結です。

 

不動産管理会社からも冬は凍結防止ヒーターの電源は切らないように、長期に不在にするときは水抜きを必ず実施すること、といった指示があります。

 

それを怠っての水道管破裂は、入居者負担になりますので、冬の水道管には気を遣いましょう。前もって凍結防止ヒーターのブレーカーと、止水栓の位置を調べておきましょう。

 

実際に火災が起きた場合、火災保険でどのくらいカバーしてくれるのか

 

補償の心配を考えなくてもよいところ

集合住宅で火事を起こした場合、どのくらい賠償すればよいのか検討もつかないなんて方もいるかもしれません。

 

基本的に建物は大家さんが保険に入っていますので「火事を起こしたから建物全部賠償しろっ」ということにはなりません。

 

隣人への補償ですが、日本には失火責任法という法律があるのをご存じでしょうか。

 

日本は木造建築で建物の間が狭いことから、一度火事が起きると大火事になる可能性が高く、それを個人で賠償しろといっても無理な話です。失火責任法は、失火について隣人の家などに損害を与えても、補償はしなくても良いという法律なんです。

 

自分の家財は自分で守ってね、というのが日本の火災保険のスタンスです。ですから2016年12月に起きた糸魚川市の大火災も、発生源の中華料理屋さんは他の人に対して一切の賠償をしなくても良いということになっています。

 

家財・修理契約について

一人暮らしの火災保険は、だいたい300万円くらいのプランが推奨されます。私が加入した火災保険もそのくらいでしたね。

 

「いやいや、そんなに家財無いからもっと安くてもいいよ」って意見もあるかと思います。実際、私も同じ意見を保険屋さんに言ってみました。

 

そしたら保険屋さんがいうには、火災になったとき300万円くらいの保険であれば、簡単に補償されるそうです。火災現場では家財が燃えちゃっているので、それほど詳しく調べないらしいのです。

 

平均よりも高いと調べられるそうですが、平均的な場合ですと殆ど調べられることはないそうです。それでいて金額は月々数100円ですから、平均的な補償金額が支払われる保険に入ってほうが無難です。

 

借家人賠償責任補償

火災を起こしてしまった場合、建物は大家さんが保険に入っていますが、原状回復義務を果たすことはできませんので、それに対しての賠償を求められる可能性はあります。

 

一般的には、1000〜1500万円くらいの保険に加入します。

 

保険費用を安くするには

保険金を低くすれば費用も安くなりますが、それよりももっと効果的なのは自分で火災保険に加入することです。アパートなど借りますと、不動産屋に加入する保険会社を指定されることがあります。

 

しかしこれは結構割高。同じ補償内容でも個人で入るのとでは、20%〜30%も高くなります。

 

火災保険に入らなければ部屋を貸さないと言われるのはもっともですが、保険会社まで指定されなければいけない合理的な理由はありません。不動産屋と交渉して、個人で火災保険に入るようにしましょう。

 

近所の迷惑行為について

 

一人暮らしの賃貸物件に住んでいると、騒音に関する問題は必ずといっていいほどあります。特に床や壁が薄いアパートでは音も大きくなります。

 

私自身が迷惑をかけたこともありますし、迷惑かけられたこともあります。私自身の経験ですと、足音がうるさいと郵便受けに手紙を入れられたことがありました。

 

それ以来、歩くときは抜き足差し足みたいな感じで音を立てないように意識するようにしましたが(笑)、うっかりすると足音を立ててしまいまた手紙がくるというのが何回かありました。

 

迷惑かけられた側でいきますと、同じアパートでおそらく住人は違うと思うのですが、下の階から夜中に数人でわいわい騒いでいるのが響いて眠れなくなるときがありました。

 

さすがに我慢できなくて、大家さんに相談してからしばらくは静かになりましたけど、小さなトラブルは絶えずついてまわると思います。

 

迷惑行為については大家さんから注意してもらいましょう

迷惑行為に我慢できなくて、直接文句を言いたくなることもあるかもしれませんが、それはやめたほうがいいです。相手がどんな人かわからないのに文句をいって、ご近所トラブルが大きくなったら最悪ですよね。

 

女性は特に危ないですのでやめましょう。まずは大家さんか管理会社に連絡しましょう。

 

民法601条で、大家さんは入居者に対して「賃貸物件使用収益させる義務」があります。

 

これはどういうことかというと、賃貸借契約が賃料という対価を支払っている性質上、賃貸人は賃借人の使用収益に支障が生じないように積極的に配慮するという義務です。

 

つまり近隣住人の迷惑行為により居住に適さないという場合、入居者は大家さんや管理会社に引っ越し費用などの損害賠償を求めることができます。

 

ですから、まずは大家さんか管理会社に連絡するのが合理的です。

 

大家さんや管理会社がちゃんと対応しているかどうかのチェックは必要

迷惑行為があった場合、張り紙などの告知や該当住民の特定、注意勧告などの手段をとりますが、それらが本当に行われているかどうかのチェックはしましょう。

 

なぜなら、それらが行われている途上であれば、大家さんや管理会社への損害賠償を求めることはできません。しかし大家さんたちもトラブルは面倒なので、スルーして表面上は対応しているという返答だけするということもよくあります。

 

 

しかしこれに対して証明が難しいです。張り紙なら確認もできますが、注意勧告などを把握することはできません。何ヶ月我慢したら賠償を求められるかということも一概にはいえません。

 

大家さんが動いてくれないと思ったときは、消費者生活センターなどに相談することをおすすめします。

 

まとめ

賃貸借契約書しっかり読んでみると、大家さんや管理会社に有利な条件がならんでいます。

 

契約書を作っている側なので当然ですが、それが行き過ぎないように法律は私たちを守ってくれます。住民トラブルについてもトラブルに巻き込まれないのが一番ですが、解決すべき人は入居者ではなく大家さんや管理会社です。

 

そのことをちゃんと認識しておき、一人暮らしの賃貸物件のトラブルを自分一人で抱え込まないようにしてくださいね。

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